デスクレイアウト1

デスクレイアウトの種類1

■ 対向式
日本のオフィスで最も多いレイアウトパターン。部署内の
コミュニケーションの密度が高く、グループ単位で仕事を
するセクションに向いている。



■レイアウトの利点
1.スペース効率が良い。2.コミュニケーション効率が良い。3.勤務状況が把握し易い。
■レイアウトの欠点
1.プライバシーが確保されない。2.オフィス内の騒音等が気になる。3.通路のスペース
や、個人の領域が不明確になる。


■ニュー対向式
従来の対向式欠点を、改良したレイアウト。
デスクトップパネルの高さにより、いろいろなセクション
に対応できる。



■レイアウトの利点
1.スペース効率が良い。2.ある程度のプライバシーが確保される。
■レイアウトの欠点
1.コミュニケーション効率が低くなる。2.座席の後を人が通る為気になる。3.通路の
スペースが不明確になる。


■同向式(スクール式)
金融関係の店鋪等で、よく見られるレイアウト。
個人の執務が、メインとなるセクションに向いている。




■レイアウトの利点
1. 適度なプライバシーが確保できる。2. 通路としてのスペースが明確になる。3. 個人の
領域が明快になる。

■レイアウトの欠点
1.部署内のコミュニケーションがとりにくい。2.対向式よりもスペースを多く必要とする。
3.別途コミュニケーションスペースを必要とする。


■左右対向式(スタック式)
個人の収納量氾濫の対策として、アメリカで多く採用され
たパターン。現在ではあまり使用されてない。個人の収納
量が多い職種に向いている。



■レイアウトの利点 
1. 個人の収納量が増える。2. 作業スペースが広くなる。3. 適度なプライバシーが確保で
きる。

■レイアウトの欠点
1.広いスペースが必要である。2.不要な資料が多くなりやすい。

■背面式
目線より高いローパーティションで、デスク廻りを囲うこ
とにより高度なプライバシーが確保されるタイプ。




■レイアウトの利点
1. プライバシーが確保できる。2. 仕事への集中度が高い。3. スペース効率が高い。
■レイアウトの欠点
1.向かい側の人とのコミュニケーションがとりにくい。

■卍式
4台1組のデスクを卍型にレイアウトしたパターン。お互い
の視線が合わない。個人執務が中心となるセクションに向
いている。



■レイアウトの利点
1. 適度なプライバシーが確保される。2. 仕事への集中度が高い。3. 低いパネルなら、
コミュニケーションも可能。

■レイアウトの欠点
1. スペース効率が悪い。2. 4人1組のため、レイアウトの自由度が下がる。

デスクレイアウト1